第309回@木曽三川公園かさだ広場 (中止)2026.1.25
- jfpsflyball

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第309回JFPSフライボールトーナメント Jet Stream大会は2026年1月25日に木曾三川公園かさだ広場にて予定されたが、雪のため中止となった。中止の案内は当日の朝、4時23分に掲示板にて案内された。公園のある各務原市の積雪の状況は数センチ程度であり、道路は通行が可能であったが、各務原インターに向かう東海北陸道、東海北陸道の一ノ宮ジャンクションに向かう東名、名神などが予防的通行止めを実施していたことから、遠方から来る競技者が高速に乗る前に発表することに気をとられた判断からの事前発表となった。夜が明けてみると道路の降雪はなく、天気が良いせいもあり一般道では全く問題なく通行はできた。公園の積雪も数センチ程度なので軽く雪かきをすれば競技会はできたレベルであった。予想される道路状況を考えて前日入をしていた競技者も何人かいたので、そうした人たちだけででも競技をする選択肢はあった。実際に、近くの公園ではディスクの大会は通常通り開催されていたようだ。今回、JFPSでは夜明け前に中止の判断をしたことが、妥当であったかどうかは議論の余地が残る。ガイドラインには、「重大な事案により、当日会場に集まることが適当でないと判断される場合には、事前に中止の案内をする場合があります。」となっている。今回の場合、会場付近の予防的通行止めが「重大な事案」に該当したかどうかである。結果的には下道を通れば近郊の人たちは競技ができた、かもしれなかった。予防的通行止めを予想して前泊された方々にも疑問の残る判断であったことをお詫び申し上げます。
競技会の開催、中止の判断と同時に発生する問題の一つに参加費の取り扱いがあります。JFPSでは理由の如何によらす、参加申し込みをした時点で参加費は戻ってこないことを了承したうえで参加申し込みをして頂いています。個人競技ではキャンセルができ、多くの場合は払い戻し、もしくは他の大会に繰り越すことが出来るようになっています。自由度の高さも個人競技の一つの魅力です。チーム競技でこのような自由を各競技者がもつと結果的に参加申し込みをするチームキャプテンにとってチーム運営がとても難しくなります。例えば、個人競技の場合では犬もしくは本人の体調の理由でキャンセルする場合でも返金、もしくは別の日に振り替えることが出来る競技団体は多い。個人であれば、お金を返してもらうか別の日に振り替えてもらう判断は自分だけで出来る。しかし、チーム競技の場合にはお金以上の価値(労力)があり、それを失うことになる。わかりやすい例で言えば、9人でする野球の試合が組まれてからメンバーの一人に来られない人が出てきたとする。その場合、チームキャプテンはどうするだろうか。スポーツドラマに良く出てくるパターンとしては、キャプテンは走り回り、野球経験者の知り合いを探してきてどうにか試合にでる、というパターンだろう。それによって、チームメンバーの練習の努力、対戦相手の野球をやりたいという気持ち、日程調整の労は満たされる。18人が揃って野球が出来たという幸せ(奇跡)は、個人競技の不特定の18人が集まって走った、という幸せとは性質が異なる。フライボールでキャプテンが参加申し込みをする際に如何なる理由があっても返金はされないことをチーム員に確認することによって、申し込み後に、簡単にメンバーが欠けてキャプテンが苦労することの無いようにするためのフライボール運営のノウハウの一つとなっています。同様に、チームの事情以外の理由により競技会自体が中止になった場合でも参加費の払い戻しは無いことを申し込みの前に確認を頂いています。チーム競技運営ノウハウとして記載しました。経緯に関してご興味のある方は補足をご参照ください。
昨年より始まったMVCではレギュラーチームで参加したチームに成績に応じてポイントを付与し、年末に最優秀クラブを選んでいます。それによりクラブオーナーは更にクラブ員を励まし、大会を盛り上げて頂いていることに大変感謝申し上げます。今大会で付与される予定だったクラブポイントは均等に割り、レギュラーで申し込まれたクラブに2ポイントずつ差し上げたいと思います。また、JFPSの判断で競技会が中止された場合には、本来競技会が開催されていれば得ることが可能であった会場費は、主催クラブの金銭的負担を軽減するためにJFPSが負担しました。
今大会に参加予定だったチーム名、犬の名前を記します。
Div.1FANTASY(シードタイム18”50) CP2
ダーク☆ホース(シードタイム20”00)CP2
Div.2Power Pawz(シードタイム23”00)CP2
SKY-HIGH(シードタイム23”50)CP2
SIRIUS★(シードタイム24”00)CP2
Div,3一日一笑(シードタイム26”00)CP2
なんくるないさ~(シードタイム26”00)CP2
準Aero Dogs(シードタイム26”00)
CUTIE HONEY(シードタイム27”00)
ノービスJet Stream(N3)
Power Pawz(N4)
プリフライト里音(S016 D25015)
<補足>
JFPSでは、JFPSの判断で大会が中止された場合でも参加費の返金は行われない旨、参加申し込みをする時点でご了承頂いています。自分たちのチームの事情で棄権する場合の参加費が戻らない場合は仕方がないとしても、自分たちのせいではない理由で大会自体が中止になった場合にも参加費が戻らないことに大きな疑問を抱かざるを得ない人は多いと思います。予想されない事態が発生した場合の集団心理とその後の異常行動を未然に防ぐための予防策として、事前に了承してもらうためにできた規則です。この規則により予測されない事態が発生した場合でも、群集心理的な行動は起きづらくなり、特定の個人にストレスが集中することある程度避けられます。予測されなかった事態は一過性のものと処理され、その後のフライボール活動は通常どおりに持続可能なものとなります。2011年に一時は消滅したJFPSが再び始動するにあたり参加者に了承いただいた規約です。
もちろん、2011年の震災後に出来たルールでしたが、このルールが当時あれば、クラブオーナーに過度なストレスがかかることなく、その後も関東でフライボールが続いていたかもしれません。
予測不能の事態が発生してからでは、それぞれの事情はことなり、その時点でクラブオーナーに一任する、あるいはJFPSに一任するという合意はできません。その結果、クラブオーナー、主催クラブあるいはJFPSに過度のストレスがかかり、善意で活動していた多くの人もその後の活動を持続することが困難になります。
以下は集団はどのように動いたかを今後の記録として初めて残すものです。集団の中でそれぞれの立場におかれた個人がどう動くはを表現するもので特定の個人の資質を責めるものではないことを予めご承知いただきたく思います。もちろん、同じ状況下にいた同じ立場の人でも群集心理に流されずに行動できた人がいたことも付け加えます。
当時の規約では、開催中止の判断は当日朝のキャプテンミーティングにて決定するというものでした。ミーティングに参加したチームの中でこの状況でレースをしたいというチームが1チームでもあれば、大会は決行され、棄権するチームは帰ります。このルールは主として雨のなか大会をするかどうか、を決めるための決まりでした。しばらくして分かったことでしたが、このルールでは、遠方から来た人は多少の雨でも走りたいといい、家が近くの人は帰りたいという意見が多いという傾向がありました。当時の参加費は1チーム10,000円でした。ミーティングで全チームが棄権するとなった場合は、振り込まれた参加費の半分(5,000円)はJFPSの準備費用にあてられ、残りの半額(5,000円)をクラブに返却するものとなっていました。高い交通費を払ってきたチームは1レースでも走りたいと思い、交通費のかかっていないチームは早く家に帰りたいと思ったかもしれません。
東北震災の二日後の2011年3月13日(日)に関東地方で予定されていたフライボール大会は、テレビなどの情報から各所で交通がマヒし、金曜日に出社した人たちが土曜日になってもまだ帰宅出来ていないなどの情報をもとに12日(土)に中止の判断をして、現地に集まる必要性を回避しました。参加費に関しては、半額の5,000円はJFPS、残りの半額はミーティングが開催できなかったことで、チームが棄権したとみなすか、走る意思があったとみなすか、の判断は出来ません。明確な所属を失った5,000円は当時最善の策と思いJFPSの名前で赤十字に寄付をしたことを参加したチームに連絡をしました。これがのちに大きな問題となり、事実上の関東でのJFPSの活動は消滅しました。お金の額にしたら一人5000円の4分の1の額の話です。
JFPSの名前で赤十字に寄付したことに対して3分の1のクラブは評価、3分の1のクラブは評価は別にして理解してくれましたが、残りのクラブは天野家に対して「泥棒」「詐欺師」「売名行為」「寄付したければ自分の金でしろ」などの意見をクラブオーナーを経由して「クラブの総意」として伝えて返金を求めてきました。どのクラブオーナーも個人的には天野さんの行動は理解できますが、クラブ員たちの意見を伝えなければならないので、という前書きがついていました。結局、JFPSは議論する気にもなれず、全額返金致しますので振込先をご連絡ください、とクラブオーナーに連絡をしましたが、振込先を連絡してきたクラブは1クラブもいませんでした。いくつかのクラブは返金は不要です、と連絡がありましたが、全クラブに現金書留で全額を返金致しました。お礼を言ってきたクラブもいましたが、不満を訴えていたクラブからは未だに受け取ったかどうかの連絡すらありません。もちろん、返金を訴えていた部員に渡ったかもわかりません。部員が感謝しているかどうかすら確認できないクラブオーナーは勝手にクラブを代表してお礼を言うことも出来なかったのでしょう。寂しい限りです。今振り返れば、関東地方で一生懸命に育てたフライボール環境がなくなってしまったことは大変残念に思いますが、そのお陰でより明確になったチーム(集団)競技の形を東海、関西で作ることが出来たことはフライボールの神様に見捨てられていなかったと感謝します。できればよりストレスの少ない形となったフライボール環境を今一度関東の人たちに提供できたら、日本全国にフライボールの普及のために費やした人生を悔なく終わらせられる気がします。負の面も多くありますが、チームだからこそ前に進めた人、犬も多くいます。関東の人たちにも再びフライボールならではの魅力を体験して頂ける日がくることを願っています。

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